2008年5月8日木曜日

TLR200 イグニッションコイルと燃費

昨年の12月17日から使ってた、HRCのレーサー用コイルです。




かなり火花が強くなるコイルで、110番(スタンダードは98番)までメインジェットを上げたのですが、つられてニードルピンの範囲が濃くなり、ニードルピンをサンポールでメッキして使ってました。
その後のレポートです。

メッキして中低速は調子良くなったのですが、今度は上が薄くなり、真冬は115番でも高回転がぐずるようになりました。春になり、気温が25度近くになると何とか回りだしましたが、メッキしたピンでは、おそらく120番前後がベストセッティングのようです。
CDなにすんねん90でも20番アップでしたので、同じような結果です。
これを読んでる方は「そんな馬鹿な、コイルだけでそんなに変わるものかっ!」と思われてるでしょうが、本当です。
しかし、20番アップと言えばかなりのものです。115番でも当然燃費に影響します。最悪リッター24.6km(この時はシールからちょっと漏れてたようです)、最高でギリギリ32kmでした。




それでも、118番から122番のテストをしたかったのですが、どうしたものか手持ちが有りません。115番~128番はTLM200/220で使う番手なので、絶対持って無くてはおかしいんですが・・・?
で、このままではベストセッティングに出来ないと言う事で、アーシングを新調した時にスタンダードコイルに戻しました。当然キャブセッティングもスタンダードです。
次の日に100Km余りのツーリングをし、本日195kmで値上がり後初めての給油。燃費はリッター35.8kmでした。
火花強化で、パワーアップと燃費向上を狙ってのテストでしたが、火花が強くなり過ぎるのも考え物なんですねぇ。

利権こそ政治。詭弁と卑しさを併せ持つ人が、一番声が大きく悲しい時代。有り難~いことに、ガソリン高にして頂きましたので、少しでも燃費の良いコイルを使いましょう。


2008年5月6日火曜日

TLR200 ハンドル交換

TLRのハンドルはTLM80で使ってたMTの5.5インチなんですが、この5.5インチをGASGASで使いたくて、5.6インチのレンサルに交換しました。
このハンドルも、TLM80で使おうと4~5年前に購入してたものです。




今までパイプカッターで切ってましたが、今回を最後にします。余りにも時間がかかります。片側だけで1時間はかかったでしょうね。
知り合いの大工さんは、電動ノコで5秒で切ってました。
ジュラルミンが電動ノコで切れるとは思いもしませんでした。職人恐るべし!
しかし、私は怖くて真似できません。次回からサンダーで切りたいと思います。




そう言えば、新品ハンドルは15年ぶり位かも知れませんね。トライアルをしてた頃は、MTを5本まとめて購入してたりしたんですが、今ではすっかり一生物になったようです。
普通に乗ってる分には、ハンドルって曲がらないものねー。




ハンドル角度は、垂直から若干手前?にセット。MTとは少し曲がりが違う感じですが、スタンディングで乗らない限り、違和感は有りません。
ついでに、アクセルや各ワイヤーに注油しました。
最近日常メンテをサボり気味ですが、やはり注油を怠ってはいけませんねー。まるでエンジンの整備をしたかのように、ポンポン前に進む感じで、本当に気持の良い走りに戻りました。


2008年5月5日月曜日

TLR200 プラグダイレクトアーシング

最近、どうにもデジカメの調子が悪い。




これはこれで、昭和30年代っぽくて面白いですが、説明写真としては困ったもんです。
バイクは修理できても、デジカメはどうにもなりません。完全に壊れないように祈るのみです。
ナマンダブツ、ナマンダブツ。




TLR用 プラグ ダイレクト アーシング セット(ああ、長ったらしい名前)
下に有るのはイグニッションコイル用です。




付けちゃいました。




こちらは、こんな按配です。イグニッションコイル用をもう少し長くするべきでしたねぇ。
下側に、チラッと見える緑線は、ヘッドライトのアース線です。
本当はケースに穴を開けて、コイルに直接アースしたい所ですが、TLRのコイルはL.クランクケースカバー付けられてますので、コイルベースと言う事でこの位置で良しとしましょう。

前回、私はアーシング効果を体験した事が無いと書きました。
で、何故体験できないのかの検証のため、プラグとこのボルト間の抵抗を測定したところ、値は同じでした。つまり、アーシングしてもしなくても一緒、これでは効果が感じられ無いのは当然です。

私のデジタルテスターは、テスト棒同士を直接付けても0.1Ωが表示され、アース線を測定しても0.1Ωが表示されますので、アース線の抵抗は無視して考えますと、以下の結論になります。

テスト棒同士を直接付けた状態の値と、プラグ~ボルト間を計った値が0.1Ωでも増えればアーシング効果が期待でき、同じなら期待できない。

ま、期待できないと分っても、私はアーシングするんですが・・・