2009年2月8日日曜日

TLR200 ディスタンスカラーとサイドカラーの製作

モンテッサ311の前輪を、TLM220のフロントフォークに取り付けるべくベアリング交換をする訳ですが、そのベアリングに合ったカラーを製作しなければなりません。




最初は、このジュラルミン7075の丸棒から、旋盤で削り出して貰おうと考えていました。
しかし、モンテッサ311のハブではTLMのメーターギヤが使えず、その部分のサイドカラーも必要で、この丸棒だけでは長さが少し足りません。
他に何か無いのか?と考えたところ・・・・




良い物が有りました。
ハンドルです。これなら切るだけですので、加工に出さなくても出来ます。




TLMのシャフト径が15mmでハンドルの内径が14mm足らず。1mmほど径を大きくしなければなりません。
「金は無いが時間は有る!」と言う、私にピッタリの作業です。




と言う事で、金はかけずに時間をかけて、ディスタンスカラーとサイドカラーの完成です。




これでイイのだー。
これでイイのねー。
嬉しがって、ベアリングと共にシャフトに通してみました。
さあ、後はハブに組み込んで、ディスクプレートの錆びを落とせば前輪の出来上がりなのだー。


9 件のコメント:

nananeco769 さんのコメント...

2009/2/8 22:21
ぐ、ぐえぇ~ハンドルを流用するとはわぁ~!!
何でジュラルミン棒があるのくわぁ~・・・
シャフトに通すとは~・・・通すよね(笑)
完成まじかですねo(^^)o

buratto28go さんのコメント...

2009/2/8 22:31
1ドルの半分、ハンドル通しました~
ジュラルミン棒は貰い物どえす。
ブレーキ回りが時間かかるかもですぅ。

植木屋 さんのコメント...

2009/2/8 23:05
はっ!砂白金だ!

さて、本題ですが7075は腐食しやすいですよ~。
なのでハンドルで作ったのは良かったと思います。
鉄並みの強度と切削し易さは最高なんですが
錆び易く、アルマイトも掛かりずらいですよ~。
切削性を良くする為に入っている鉛が邪魔して
アルマイトがダメですね。
アルミは錆びないと思われている方が多いと思われますが
実は錆びるんですよ。白い粉が酸化腐食です。
ステンレスが錆びないのは…って長くなるのでやめますね♪

buratto28go さんのコメント...

2009/2/9 7:49
そうだったんですか。良かった正解で。
アルミの種類の多さは驚きますね。確か7075は日本人が飛行機用に作り出したとか聞いた事が有ります。今では17Sと7075は、バイク部品の材料として無くてはならない物のようですね。
でも、手に入れにくいのが玉に傷かな?

ゆおりん17go。 さんのコメント...

2009/2/9 11:44
ちょっと私には出来ない手作業ですね。
筒の奥まで均一に削るのは難しそうです。
シャフトが通ったときはビールが美味かったことと・・・(笑)。

buratto28go さんのコメント...

2009/2/9 17:48
そんな事はありませんよぅ。誰でも出来ます。
両側からガリガリ削り、シャフトが少し入るようになったら入るところまで入れて、グリグリすれば擦れた跡と言うかキズと言うか出来ますので、今度は其処を削って周囲と同じ光り方にします。
それを繰り返せばスッポーン!と通ります。
まだハンドルが残ってますので、ゆおりんさんの分も1個5千円で引き受けましょう。3個で1万5千円です。
\(^_^)/ど~ですか~!

ゆおりん17go。 さんのコメント...

2009/2/9 18:09
お友達で旋盤工作が趣味の人がいるのでそちらに頼みます、無料ですから・・・(笑)。

植木屋 さんのコメント...

2009/2/9 20:21
さすがburatto28goさん!
7075は超々ジュラルミンという名で住友が開発し
初めて零式艦上戦闘機に使用されたんですよ。
ちなみにゼロセンではなくレイセンが正式な読み方です。
なぜレイ(ゼロ)なのかというと、皇暦2600に採用されたからです♪

buratto28go さんのコメント...

2009/2/9 22:35
さすが植木屋さんは専門家、詳しいですねー。
他にも7N01だったかも日本人が作ったとか・・・(いい加減な記憶です)
こう言う事を聞くと、日本人として誇らしいですね。日本の技術者は素晴らしいです。

ゆおりんさ~ん。そんな殺生な~(;_;)